上野 | 第100回 国風盆栽展フォトレポート
盆栽狂いの知人の影響で少しずつ盆栽を勉強している。
家には小ぶりの盆栽が3つあり、毎日水やりをするのが日課だ
今年の国風盆栽展は少し特別だ。100回目の開催で、全国の銘木が揃う
長く近畿にあった有名な木で、その後40年ほど伊豆高原の寺で秘蔵されていたものも展示されると聞く
第100回 国風盆栽展 at 東京都美術館
印象に残ったものをいくつか写真で紹介
かりん
幹がボディビルのようにツルツルしていた
ボディビルのように鍛え上げられた太い幹。
そこに枝がくねくね曲がって、枝先の脇芽が均等に出ている
これは、針金で一本ずつ曲げたり、一つ一つ選定することで実現している
途方も無い時間をかけた成果なのだ
真柏
盆栽といえば白骨化した木を思い浮かべることも多いかもしれない
これは真柏という品種だ。生育中に幹を剥き、残った茶色い幹の表面のみで水を吸い上げている
生と死の対比にとらえて儚さを表現している(と理解している)
下の茶色い残された幹がぐるりと枝を回って、葉まで水を運ぶ
どうやって曲げたのか…
この葉を下から見上げると、一本一本にびっしりと針金が巻きつけられている
綺麗に枝葉が上を向くように矯正されているのを確認できる
盆栽を見る時は、しゃがんで下から見上げてみるとまた違った表情が見えておすすめだ
見どころがたくさん
今回は葉の無い盆栽がよく目に止まった。 枝ぶりの細かさがよく際立つ
ミニチュア化された大木のよう
白い幹が美しい
サンゴに見えた
こういった展示では、盆栽の下にオーナーの名前、国籍などが記載されている。
海外のオーナーも多く存在するのは少しびっくりするかもしれない。
実は、このクラスの盆栽となると管理は盆栽専門の業者に委ねられ、業者の方々の努力により毎日管理維持されている。
そういった背景を知るとまた奥深さを感じるのである。
根が露出して立っている…?
この盆栽は根が露出して立ち上がっているようにも見える
黒い番犬の上に木が生えたようだ
これは根が一塊になっている
盆栽界隈では盤根(ばんこん)と呼ばれる
前期はすでに終了しているが、明日からは後期が開催される。
なかなかこのクラスの盆栽が集うことは無いので、ぜひ。